林業、森林、木工についての様々な事を楽しく、おかしく、時には涙無くては語れない話など・・・

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支障木なんて名前の木はないのだけど、人間が生活する中で支障になる木や他人に迷惑を掛ける恐れの有る木を、このように呼ぶことが有ります。

そんな木の伐採の仕事が昨年から少しずつ増えてきました。

これまでは余り気にならなかったけど、木が大きくなってきたら、ちょっと気になる・・・
一度、気になり始めると、それは恐れ(被害を与えるかもしれない)にも変わる。
いつまでも恐れてばかりいてもしょうがないので、いっそのこと、伐ってしまおう。

今回の伐採もそのような状況でした。

場所は神社の境内。
戦前から有るマツの木で、地域を見つめてきたマツですが、かなり傾いてきて最も長い枝先は国道のセンターライン付近にまで届くという代物。
神社側はスギに覆われているので、このマツは道路側に成長するしかなく
いつか、台風や雪で倒れるんじゃないか?
それが、地元の人たちに危惧されてきたようです。

IMG_0613.jpg
さて、私どもで処理するにしても普通に引っ張って倒すにはちょっと度胸がいる。
まかり間違って、ワイヤが切れれば道路は通行止めだし、道向かいに有る、電気・電話そして光ケーブルまで全部切断してしまう。
とりあえず、登って大きな枝を処理することからはじめます。
お神酒を供えて、社員全員で作業の安全を祈願して準備にかかりました。

作業としては、樹に登って上から順番に切るだけ。
IMG_0615.jpg
クライミングに慣れている人たちは、「高い樹の上から見る景色は気分が言い。」と言われますが
いやいや!怖い!
単純に怖い!

ロープは信用している。
下でフォローしてくれている者たち(グランド係とも言う)も信用している。
一番信用ならないのは、自分自身。
慎重に慎重にと事を進めるので、なかなかはかどらない。

その作業の途中を知り合いがビデオにとってくれましたので、ビビリっぷりを是非ご覧ください。
映像

最後は幹だけになり、また上から少しずつ切っております。
幹の上にしがみついているのが、私です。
(実際にはしがみついているのではなく、幹を切る準備をしているのですが・・・)
IMG_0621.jpg
四苦八苦しながらも、何とか無事に作業終了。
結局二日もかかってしまいました。

伐根の様子です。
SN3V0376_201504051557457e6.jpg
緑の矢印の所に傷が有るのがわかります。
戦時中、このマツから「松根油」を採った跡だそうです。
という事は、この傷から外が70年。
このマツの樹齢は・・・・


吉和も今日は暖かい。
一週間前と比べると、温度差は25℃くらい。体調の管理が大変です(^^;;

さて、今日はこの冬に伐採した中に一本だけ残しておいた五葉松の枝下ろし。

なんでもこの五葉松。県内でも最も大きいらしく、指定は受けていないけど、かなり貴重なものらしい。

これまで、周りをスギやヒノキに囲まれていたせいで、枝がかなり枯れ上がっています。

午後も安全に作業して、綺麗にしてあげましょう(*^_^*)

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お手ごろ価格に設定してあるので、正直言いまして利益率はかなり低い・・・(汗
ですから、ネットショップには掲載していません。
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見積をお出しいたします。

2015春22015春
物事を推し進めていく段階で、よく聴く言葉として

「これは良いけど、あれはだめだ」

って言葉、聞いた事ありませんか?

例えば
商品だと「私達の物はココが優れているけど、あれはココが悪い」
政策だと「私達の理念こそが一番進んでて、今の方針はおかしい」
作業道だと「私達の○○方式が一番で、○○方式はココがだめだ」
間伐だと「単木間伐が一番で、列状間伐なんて論外だ」

といろいろな所で耳にします。

それを聞くたびに私は、気分が悪くなる。
よその悪口を言わなければ、自分達の良さをアピールできないなんて
所詮、「それだけのもの」なんじゃないのかと・・・

「えらそうに言うけど、お前も優劣の判断はしてるだろ!」
ええ、してますよ。
でも、人には押し付けません。

間伐だと、私は列状は好きじゃないから、基本は単木です。
だけど、45度の斜面の山に、むやみに道を入れるくらいなら、列状も選択肢に入るでしょう。

作業道にしても、いくら優れている方法でも、全ての地形・土質・搬出システムに当てはまるわけじゃない。

政策もそうだ。
いやなら、それに乗らなきゃいいだけの話。
補助金も、
もらわなくてすむならそれでいい。
でも、もらったほうが山主さんの懐のためになるのなら、申請するのもアリでしょう。

商品なんて、最たる物。
セールスが来る度に、自社の製品を延々と自慢する。
私が「悪いところは全く無いの?」と聞くと
「・・・・・」
「自社の製品の良し悪しを説明できないようなものを売るな!」と。

ちなみに、私のところの商品は
「全てGOOD!」
な、わけなくて
良い所、悪い所をきちんと説明します。
その上で、お客さんに決めてもらえれば言い。


それぞれに、利点も欠点もあるんじゃないでしょうか?

せめて、「これもいいけど、あれもいいよ。でも私はこっちが好きだな。」
くらいの言い方は出来ないものか・・・

と、日々自分に言い聞かせております。(汗)
ここ最近、林業関係(ボランティアなども含みます)での事故をよく耳にします。
毎週、日本のどこかで誰かが命を落としているというくらいの頻度です。

そこで、気になっているのが
今、チェンソーを使っている人達は
木の伐り方を知っているのだろうか?
安全を考えて木を伐っているのだろうか?

「そんなの当然だろ!ただでさえ、林業は危険な仕事なんだから!」
という声が聞こえてきそうですが

ここ数年、流れてくる映像は安全を考慮した伐採からは程遠いものばかり。
非難されるのを覚悟で書きますが
鳥取県青年林業士紹介ビデオ
自伐型林業推進協議会
林業女子
これらに類するビデオが簡単に閲覧できるように世の中に氾濫しています。

一般の林業を知らない人達からみると、これが当たり前の作業風景に見えますが
私の目から見ると、「怪我を待っている作業風景」としか見えません。

危険な作業だと言うのなら、安全に作業が出来るように万全の体制をとらなければいけないはずなのに
これらの作業風景はどうだ?
これで安全に作業ができるのか?
指導している人自体が安全を考慮した装備をつけてないのでは?

自伐林家の人たちを増やすのは良い事です。
木の駅として、地域の人たちが山に目を向けてくれるのは、素晴らしい事です。

だけど、それが事故の引き金となる事だけは絶対に避けて欲しい。


以前の事、ある自伐林家の青年が「林業と言う危険な仕事をしています。」との言葉を発したとき
私は彼に言いました。

「林業が危険なのではなく、作業の中に潜んでいる危険を排除しないままに作業している事が危険なんだ。」
「林業が危険だと決め付けないで欲しい。」

と・・・

これからも多くの人が、山に入ってチェンソーを使う事になるでしょう。
私は口をすっぱくして、安全について説きます。
口の悪い人は
「自分の所の商品を売りたいからだろう!」
と言う人も、いるでしょう。
だからどうした?
それで、怪我が防げるのなら、無理矢理にでも売りつけたいくらいです。

みなさん
もう一度、自分の作業が安全かどうか、確認してください。
自分で確認する事に自身が無いなら、誰かに確認してもらってください。

怪我をすると自分自身だけでなく、家族・仲間達も辛い目にあいます。

林業が事故の記事を聞かなくても言い産業になる事を願っています。
今年からはじめた、コンテナ苗。
とはいっても、まだ実験段階。

もともと私自身、「実験」って言葉が大好きで
失敗しようが、成功しようが
そんなのは二の次!
まずは、「実験を楽しむ♪」事から始めてます。

そこで問題はコンテナ苗を作る元段階の稚樹をどうするか?
本来なら、スギの挿木一本で進めてもいいのだけど
これからの事を考えると「危険分散」は大きなテーマ。
単一樹種での山作りは、成功すれば設けも出るけど
失敗すれば元も子もない。
(現に今がそうなっているし、これからも当局はそれを進めようとしてるけど・・・)

で、実験してるのが広葉杉(コウヨウザン)。
少しずつ、話題になっているから知っている人もいるかもしれないけど
萌芽更新が可能な針葉樹。

image.jpeg
おまけに、適地に植えると、とても成長が早いらしい。
(20年で胸高直径が40cmくらいになった物もあるらしい)
まぁ、吉和が敵地とは思えないが、そこは試してみないと・・・

挿木も出来るらしいけど
昨年、種をもらったので今月になって箱に蒔いてみた。そしたら!発芽した♪
時期が遅いって言われたので、心配だったけど・・・
IMGP1584.jpg
これで、苗作りのめどが立ったぞ!

あわせて実験してるが
「カラマツの挿木」
実生の木から、適当に100本くらい枝を取って直接コンテナに挿木したけど
今でも数本は生き残ってる。
IMGP1588.jpg
このまま発根する可能性は低いけど、
秋からは別の方法で、新たに挿木をしてみよう。

こんな楽しみが有るから、林業はやめられない♪
今年の春から、ボチリボチリと準備をしていた機械の販売店。

そもそものきっかけは、今年の冬。

私が小さなころから(40年以上)、林業用の機械を扱っていた老舗の店舗が店をたたみました。
まぁ、正直なところ、そんなに頻繁に出入りさせて頂いていたわけではなかったのですが
いざ、なくなってみると・・・・
困った・・
本当に、困った!
私も困ったけど、地域の人たちはもっと困った。

私はインターネットを利用して、なんとかやり過ごす事は出来るけど
地域のお年寄りの方々には、ちょっとハードルが高すぎる。

そこで、なんとか再開できないかと
色々、画策してみたわけですが
さすがに、いったん閉めたお店を再開するのは無理でした。

あれやこれや考え、前の店のご主人とも相談して
結局、私のところで最低限の規模で行うことにしました。

そして、明日オープンします。
お世辞にも、こぎれいな店舗だとは言えず、
また、商品の品揃えが十分なわけでもないけど、
少しでも、地域の人たちの助けになれればと
細々だけど、がんばっていきます。

これからも、よろしくお願いいたします。

IMGP1529.jpg

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