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林業、森林、木工についての様々な事を楽しく、おかしく、時には涙無くては語れない話など・・・

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今年の林業界で良く耳にしたキーワードと言えば
ダントツで「森林・林業再生プラン」
その次に多かったのが「低コスト造林」でした。

林業採算性が悪化して久しく
搬出のコストをいかに低減するだとか
伐採の収穫までの期間を延ばすだとか
様々な対策が検討されていますが

現状を見た場合、
山林所有者が伐採収入で新たに植林・育林出来るだけの収入はありません。

そこで、これまでの造林を見直して低コストで山(人工林)を作ることが出来ないか?
と、検討されています。

「そんなの放って置いても、雑木が生えるでしょ?」と思ったあなた!
半分正解で、半分不正解。

十分な手入れがなされてきた人工林は、林の中に多くの広葉樹が育ってきていますので
放っておいても、広葉樹が育って山になっていくことでしょう(天然林)

ですが、手入れのされて無い林床の真っ暗な人工林でそれを行うと
真っ先に生えるのはススキなどの植生。
いくら温暖多雨な日本といえども、
これらに地面を覆われるとその後「木」は芽吹くことすら出来ません。
草原にはなるけど、山にはなれない。
阿蘇の『草千里』なんていい例です。

で、注目を集めているのが『低コスト造林』
低コスト造林と一口に言っても
ようは、成林するまでのコストが少なければ言い訳ですから
手法は様々です。

植栽によるコスト減。
これは二通りの案がありまして、ひとつは
3000本植栽されている本数を1000~2000本に減らして
植栽コストを減らす方法。
もうひとつは
ポット苗などを利用して
地拵や植栽手間を簡略化してコストを減らす方法

続いては、育林を省くことによるコスト減。
大きな苗を植えることによって、下刈りなどの年数を減らしてコストを減らす方法。
または
雪越こしや下刈を坪刈にしてコストを減らす方法。

などなど色々な方法が試されています。

業として営む以上、
利益を産んでくれる方法を見つける必要もありますが
結果が現れてくるのは50年後。。。。

私のところでも色々な方法を試していますが
昨日掲載した、放置スギもそのひとつ。
最終的には自然の力をどれだけ利用できるかが『鍵』かな?
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