今週の月曜。東京でSGEC公開フォーラムが開催されました。
SGECって何??って方は
こちらを見れば少しは分かるかな?
それでも、分からない人は
こちらをどうぞ(^_^;
その場で、コメンテーターの依頼があって行ってきたわけですが
当日行ってみると、コメンテーターから話題提供に変わってる・・・
いや、どっちがどっちって訳じゃないんですけど
そりゃ、確かに持ち時間10分より20分の方が話しやすいし、嬉しいけど、先に言ってよ〜〜〜
ちゃんと冊子になってるんだから以前からそのつもりだったんでしょ?(^_^;
それに、冊子の中の紹介ページのふりがなが「たすだたかし」になってるし・・・(T_T)
ま、前置きはそのくらいにして・・
当日お集まりになられたのは、主催者発表で約150名。
名簿を見ると、林業関係者と言うより、多くの方々が工務店関係者。
これが何を意味するのか?
本来、森林認証は山側の認証がメインのはずなのだけど、それに繋がるCOCの部分が勢いを増してる?
確かに、最終消費にもっとも近い工務店に頑張ってもらわないことには、森林認証の意味合いも半減するのは分かるが・・・
来られてた工務店の方々は何を期待して、来られたのだろうか?
さて、フォーラムは北海道森林管理局の山田局長の話から始まりました。

実は、我が国の国有林で最初に森林認証を取得したのが九州森林管理局。当時の管理局長が山田局長なのです。
現在の日本の森林の現状から、これまでの材価の変遷。
これからの林業再生に向かう道筋などを、林野庁の計画にご自身の考え方を交えてお話しされました。
九州森林管理局から北海道森林管理局に転勤になられて、新たな地で森林認証の発展に寄与していきたいとのことでした。
続くお二方は、設計の天野氏、菊池建設の中尾氏。
正直に言って、私には違和感の有る話でした。
良い家を造りたい。安く提供したい。
その考えに反論する気は毛頭無いし、大賛成です。しかし、
今回のフォーラム参加者が工務店が多い。事が影響したのか「安く家が建てられる」「安い木材が手に入る」と言うことを、ことさら強調されているように感じました。
このことに何故私が違和感を感じたのか?
森林認証のCOCを進めていけば、中間の流通段階を大幅にカットすることができ、結果的に
流通経費削減→価格が安くなる。
と言うことは起こりえます。
ですが、これは何も森林認証に限ったことでは無い。
直接の取引を行うことによって、双方がメリットを享受すると言うのは認証とは全く関係ないのです。
逆に、今回のようなフォーラムなどで「低価格」を大々的に宣伝することで、
森林認証の真意を無視して単なる低価格のみに走ってしまう工務店が増えることの恐ろしさを感じました。
(懇親会の席では、日本製紙の松本氏が、そのあたりを十分に説明はしておられましたが・・・)
(もう一つ言うと、その後の2次会ではもっとすさまじい発言も飛び交ってましたが・・・)
もし、このブログを読まれてる工務店関係の方がいらっしゃいましたら、申し添えます。
「森林認証材だから安く買えるのでは有りません。
SGECの精神に則り的確な対応をとり、努力すれば安く買える可能性も有る。」
と言うことです。
今になって再び怒りモードのスイッチが入りましたが、気を取り直して(^_^;
次が私の番。
先のお二人の話を聞いて、ちょっとしらけモードになってたので、
話自体は結構淡々と話してしまいました(T_T)

ま、私の話は「地域におけるSGECネットワーク」って事だったので
設立の動機から現状までを、それこそ淡々と・・・(^_^;
時間も20分しか無かったので、要点だけの説明で終わってしまったのがちょっと残念。
その後パネルディスカッションと質疑に移ったのですが、
この「パネルディスカッション」って奴は・・・
難しい!
特にパネラーが個性揃いの場合には、話がまとまらない。
コーディネーターの質問を無視して自分の話を始めるから・・・
このコーディネーターの役だけは死んでもしたくない。
そうこうしてるうちに時間も終わりに近づいて、今回のフォーラムも無事終了。
今回のフォーラムに参加してみて思ったのは、
森林認証と言う比較的新しい仕組みの中で
川上側と川下側、それぞれの思いがあること。
そこに微妙な食い違いがあること。
川上側の私としては、森林認証の普及は有難いことですが、それによって林業が崩壊するようなことだけは避けたい。
そのことを切に願いました。
そうそう!中国木材の堀川社長様もお越しになられてました。
今回のフォーラムでも多くの方とお知り合いになりました。
次回のフォーラムには、山側の人が多く参加されることを願ってます。
おわり m(_ _)m