
これなんだと思われます?
一般の人はほとんど目にすることは無いと思いますけど
これ「熊よけスプレー」って呼んでます。
毎日の仕事の中で、事故はもちろん危険です。
事故は日々の注意で防げることが殆どです。
でも、自然の中のハチやクマは注意しててもどうしようも有りません。
そのため、ハチの好む色を避けたり、行動の活発な時期は作業方法を考えたり・・・
クマには、クマ鈴を使って、人が居ることを注意したり・・・
それでも、ばったり出会った時に使うのが「熊よけスプレー」
これを使う余裕があるかどうかは別として、クマに遭遇した時に吹き付けます。
んで、中身はと言うと「カプサイシン」
唐辛子の成分で有名ですよね〜
「カプサイシンで痩せる」とか色々効能も有るみたいです。
普通に摂取すれば・・・・の話ですけど(^_^;)
先日、職員がいつものように「熊よけスプレー」を腰にぶら下げ山の測量に向かいました。
昼前にその職員から電話。
このところの職員からの電話と言えば、余りいい話が無かったので
今回も「ドキッ!」って感じで電話を受けると
「熊よけスプレーが暴発しました<(T◇T)>わぁああああ!
手が・・・手が・・・。・°°・(;>_<;)・°°・。」
かなり動揺してるらしく、取りあえず事務所に戻って来るよう伝えて待つこと30分。
帰ってきた彼の手は・・・見た目はちょっと赤いけど・・・普通です(^_^;)
で、話を聞いてみると
測量の邪魔になる枝をナタで振り払いながら測量をしてた。
知らない間に「熊よけスプレー」の安全弁に引っかかってロックが外れてた。
(写真のTopにある白い部品)
次にナタを納めたと思った時に「熊よけスプレー」の発射ボタンを押してしまった。
カプサイシンが大量に右手に発射された。。。。。
で、彼の右手は見ため以上に「痛い!」らしい。
取りあえず流水で冷やす。冷やす。
冷やしてる時には、少しは落ち着いてるみたいだけど、ずっと水道の前に座ってるのも辛い。
かといって冷やすのを止めると「痛い」らしい。
彼の来てた雨具(カッパ)にも発射されたブツが付いてるので取りあえず洗い流す。
同行してた職員のリュックにもブツが付いてたのでこれも洗い流す。
しばらくしてなにげにまぶたに触った時。
「チカチカするぞ??」
ひょっとしてブツが手にうつった??
ちょっと中指をなめてみると
<(T◇T)>わぁああああ!
なんじゃ、こりゃ〜???
辛い。。。なんてもんじゃなく。。舌が痛い。。。
(ちなみに直接ブツには触れてません。水を流しながら素手ではさわりましたけど)
被害に遭った職員が手をなめると、すぐさま吐き出す始末。
その後彼は病院送り。。。
(今日は一日休みでした。)
まだ残ってた「熊よけスプレー」は
本人曰く「怖い。。。もう要らないから廃棄してください。」
風上を確認しながら畑に『バフッー』(シュッなんて可愛い出方じゃ有りません。)って捨てちゃいました。
今日になって畑を確認してみると

フキもクローバーも物の見事に枯れてます。(-。−;)
(枯れたフキを興味半分で囓った職員が、のたうち回ったのは言うまでも有りません)
そりゃ、確かに
「人に向けてかけないでください。」
「痛みが引かない時は専門医にかかってください。」
って書いてありますよ!
でもね、そんなのは何にでも書いてあるでしょ?
こんな恐ろしい物には
【劇物】とか
【危険】とか書いて欲しかったなぁ。
こんなんをスプレーされた日にゃ、クマも失明してしまうでしょう。
決して安易な気持ちで使用しないでください。
クマも退散するでしょうけど、使用した人間も無事では済みません。
大事になります。
「取扱注意」品です。