林業、森林、木工についての様々な事を楽しく、おかしく、時には涙無くては語れない話など・・・

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東京でのフォレストリーダー研修も残すところ後一日
講義の終わった私が、研修生でもないのに
なぜ、東京に居座っているのか?

この一年間、再生プランの人材育成に関わって
そして、林業就業者能力向上研修のプログラム作成に関わって
その2つともに関わっているのは唯一私だけ
その成果がどうなるのか、
やはり気になる。

今回の反省点を次年度(と言っても次回まで半年あるかどうか・・・)に生かすためには
最後まできっちりと見ておかなくては!という思いが一つ。

もう一つは、
私自身が勉強したかったから・・・(^^;)

多くの講師の先生方の話を聞いて
私自身、まだまだ甘い。

もっともっと勉強して
経験積んで
やってみたいことがイッパイ!
話を聞いているだけで楽しくなる。

そして『夢』はどんどん膨らんでいく。

だから林業はやめられない♪
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先月東京で行われた『フォレストマネージャー』研修に続いて
今日から『フォレストリーダー』研修が東京で始まりました。

『フォレストリーダー』って???
林業に就業して、5年くらい経過して、現場仕事にも慣れてきた人たちを対象に
さらに上を目指してもらおうという研修です。
主に班長クラスの人たちを想定した内容になってます。

日本全国から83名が集合して今日から4日間が東京で開催される中央研修。
その後、各ブロックに戻って合計15日間の研修です。

すべての事を覚えて帰って欲しい。なんて欲な事は言いません。
ひとつでも自分のものにして現場で生かせてもらえるとうれしいな。

地道な研修では有るけど、
今の林業界にとって、現場の向上と活性化に繋がるならば
選り好みなんてしてる場合ではありません。
何でもやりましょう。

そして、希望を持てる職場にしていきましょう。
私事になるけど、ダイエットのために昨年末からウォーキングを始めました。
効果の程は・・・・(^^;)
まぁ、そのうち効果が現れるだろうと、毎日歩いてます。

歩く時間も昼間は仕事の都合で無理なので
大体が夜から深夜。
昨日も雪の降る中、9時ごろから歩き始めました。

ところが、雪降る中を歩くのって結構大変なんです。
ところどころに積もり始めてる雪を避けながら
前から降り注ぐ雪を顔前面に受けないように。。。
どうしても、下を向いてのウォーキングになってしまいますね(^^;)

そのような姿勢で歩いてる時、色々な事を考えます。

昨日は木材の生産性。

『森林・林業再生プラン』が発表されて
「林業が自立するため、国産材自給率50%を目標」にこれからの林業界は進もうとしています。
昨年1年、このプランにかかわらさせていただいたのですが

木材の生産性を上げることって本当に大事なの?
林業の本当の目的って生産性を上げることなの?
生産量が増大すれば、林業は自立できるの?

う~ん・・・
そんなに単純なものなのだろうか?

補助金を貰って、路網を整備して
補助金を貰って、間伐材を搬出して
そして、行政は大量に木材生産をした事業体を優良事業体として、更なる優遇措置を講じる。
日本全国、木材生産量増大で一本槍。

でもちょっと待てよ
ほかの産業でもそうだろうけど、
目指すところは生産性ではなくて収益性ではないだろうか。

経済の基本は
「最小のコストで最大の収益を目指す。」こと
決して
「最大の生産量を目指す。」ではない。

生産量増大は「手段」であって、「目的」ではないはず。
もちろん生産性を上げて、コストを下げ、薄利多売で利益を追求するという「手段」もある。
が、それは「薄利」でも利益がある場合の話し。

林地残材や曲がり材を搬出して
工場まで10000円の経費をかけて
7000円で販売して
補助金があるから収支トントン。
「良かった良かった」
そんなことばかりしてたんじゃいつまでたっても「自立できる林業」はありえないでしょ?

今の再生プランには「手段」の達成については謳って有っても
「目的」の達成については具体的数値は謳ってない。

この事を行政関係者にに言うと
「利潤については行政のタッチするところではない。」
との言葉が決まり文句のように返ってくる。

あまりにもばかげてる。
こんなことやってたんじゃ
何年たっても林業は補助金から抜け出すことも、自立することも出来ない。

なんて事を、ブツブツとつぶやいていたらいつの間にか玄関までたどり着いてました。(^^;)
本日『森林・林業再生プラン 第6回人材育成検討委員会』が開催されました。
当委員会としては最後の委員会です。

『人材育成マスタープラン』と委員会としての『最終とりまとめ』を締めくくりにこの委員会も終わりました。

昨年12月に打ち出されたプランを現実のものとするために各種委員会が設置されて
何も判らないままに東京に出向いたのが2月。
あれから早いもので9ヶ月。

たかだか6回の会合と9ヶ月の期間で、
この先10年に及ぶ林業の人材の方向が決まったのか?
と、訝る方もいらっしゃることでしょう。
「机上と現場とは違う!」
とおっしゃる方もいらっしゃることでしょう。

そのとおりです。
おそらく、今回のとりまとめ(プログラム)が10年後もそのままの形で残っていることはないでしょう。
いや、残っていてはいけないのかもしれません。

これから現場で実施して
日を追うごとに改良が繰り返されて、
本当に林業に役に立つ『人材育成プログラム』が出来上がるのだと思います。
今回の『とりまとめ』はそのための素案です。

これを生かすも殺すも私たち林業関係者です。

10年後に「林業やってて良かった!」
と胸を張って言える様な人材を育てて
そして、その言葉にふさわしい『業』になれるように
明日からも頑張っていこうと思います。
今年の林業界で良く耳にしたキーワードと言えば
ダントツで「森林・林業再生プラン」
その次に多かったのが「低コスト造林」でした。

林業採算性が悪化して久しく
搬出のコストをいかに低減するだとか
伐採の収穫までの期間を延ばすだとか
様々な対策が検討されていますが

現状を見た場合、
山林所有者が伐採収入で新たに植林・育林出来るだけの収入はありません。

そこで、これまでの造林を見直して低コストで山(人工林)を作ることが出来ないか?
と、検討されています。

「そんなの放って置いても、雑木が生えるでしょ?」と思ったあなた!
半分正解で、半分不正解。

十分な手入れがなされてきた人工林は、林の中に多くの広葉樹が育ってきていますので
放っておいても、広葉樹が育って山になっていくことでしょう(天然林)

ですが、手入れのされて無い林床の真っ暗な人工林でそれを行うと
真っ先に生えるのはススキなどの植生。
いくら温暖多雨な日本といえども、
これらに地面を覆われるとその後「木」は芽吹くことすら出来ません。
草原にはなるけど、山にはなれない。
阿蘇の『草千里』なんていい例です。

で、注目を集めているのが『低コスト造林』
低コスト造林と一口に言っても
ようは、成林するまでのコストが少なければ言い訳ですから
手法は様々です。

植栽によるコスト減。
これは二通りの案がありまして、ひとつは
3000本植栽されている本数を1000~2000本に減らして
植栽コストを減らす方法。
もうひとつは
ポット苗などを利用して
地拵や植栽手間を簡略化してコストを減らす方法

続いては、育林を省くことによるコスト減。
大きな苗を植えることによって、下刈りなどの年数を減らしてコストを減らす方法。
または
雪越こしや下刈を坪刈にしてコストを減らす方法。

などなど色々な方法が試されています。

業として営む以上、
利益を産んでくれる方法を見つける必要もありますが
結果が現れてくるのは50年後。。。。

私のところでも色々な方法を試していますが
昨日掲載した、放置スギもそのひとつ。
最終的には自然の力をどれだけ利用できるかが『鍵』かな?
人材育成検討委員会で上京しています。

この委員会も大詰め。
11月には最終とりまとめを行います。

ここまでの委員会で
発言したいことは発言したつもり

でも、今時点での成果に全て納得できるかと言えば
俯かざるを得ないところも正直あります。

でも、これから先。
林業に就業したいと思う人が
やりがいと、誇りを持って就ける仕事にしていきたい。

残り少ない時間の中で精一杯頑張ってみます。
現代の林業ではとても多くの機械を使用します。

小さなものでは、刈払機やチェンソーから
大きなものになると高性能林業機械と呼ばれているものまで
多種多彩です。

その中でも、ここ数年注目を集めているのが『高性能林業機械』
主に、スイングヤーダー・プロセッサー・フォワーダーで1セットと考えられています。

確かに便利です。
うまく活用すれば、コストも下げることも出来ます。

でも実は、ここに落とし穴があるんですね~(^_^;)

※『うまく活用すれば、コストも下げることが出来ます。』※
そうなんです。
『うまく活用すれば・・・』がミソなんですよ。

高性能って言うから、導入すればすぐさま大量に間伐材が搬出できて
劇的にコストが下がるようなイメージを持ちたくなりますがぁ、、、
大間違い!!!

搬出間伐のノウハウを持っていない事業体が
補助金を当てにして導入し、
『さぁ、明日からバラ色の搬出間伐だ!』
なんて甘い考えでいると酷いめにあいます。

高性能林業機械を使って利益を出している事業体は
グラップルだけでも利益を出せます。

逆に言うと、グラップルで利益を出せない事業体は
高性能林業機械を導入しても苦しむことでしょう。

なんせ1セット揃えると、機械代で4000万以上
年間の維持費も馬鹿になりません。

それでも、あなたは『高性能林業機械』に飛びつきますか?
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